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毎度です。
これシリーズにするつもりないんですが、まあこれも心に残っていて、書いちゃおうかと。
この間テレビでやっていた「ミグ25ソ連脱出」の話。
米国に亡命するため、旧ソ連の戦闘機ミグ25で北海道に降り立つパイロットの話なのだが、日本がどれだけ大騒ぎしたとか、そういうことは自分は「ま、そうだろね」「へー」で終了。
自分の心に残った - VAIO P に残した - のは。。このパイロットの少年時代のことだ。
昔のソ連時代。。10歳の貧しい少年がいた。両親は離婚し、父親に引き取られた。そして父親は再婚。少年は、実の父親、義母、義母の子供二人と暮らすことになった。
問題は、義母が少年に対し、とても冷たかった。
少年は戦闘機パイロットになろうと思っていた。憧れではなく、「ならなければならない」と。この貧しい状況を打開するにはそれしかない - 10歳の少年はそんな風に考えた。そのためには、立派に鍛えられた体がまず必要だと考えた。そして、体を大きくするためにはタンパク質が必要だと聞く。そこで少年は夕食のとき、義母に
「成長するためにタンパク質を取りたいんだ」
と言った。すると、夕食で出てきたのは二人の子供にベーコンをたっぷり入れたスープの残り、野菜の残りくず入りのスープだった。
少年は思う。
「ここに住んでいたらタンパク質は取れないし、身体の成長もままならず、目指すパイロットにもなれない」
それから少年はどうしたか?少年は外出することが多くなった。行先は。。近くの森だった。そこで何をしていたのか?彼は自分が成長するのに必要なタンパク質補給のため「狩り」をしていた。
「家で栄養を採れないのなら自分で採るしかない」と。
そして、その森で魚や動物などを捕らえて食べ、さらに自分の体を鍛えるためのトレーニングも続けた。
こうした行動は、すべて戦闘機パイロットになるという目標のため。
そして、年月が過ぎ、少年の体は立派に鍛え上げられていた。体を鍛えるだけじゃなかっただろう。必要な勉強もしたことだろう。そして目標だった戦闘機パイロットにもなった。
なんととんでもないタフな少年だろう。
やっぱりこう思う。10歳の少年が考えをもって真剣に目標を目指す。目標ははるか彼方だ。彼の置かれた状況は良くないどころか、すでに「あきらめろ」と言わんばかりの状況だ。それでも彼はあきらめず目標に進むための道を自分で探し、そこを進み続けた。くどいけど、これらがたった10歳の子供のやったことだ。
自分はこの少年に比べたらはるかに恵まれた環境に身を置いている。目標を見据えて行動しているか?この恵まれた環境に甘え、だらだらと過ごしているだけなんじゃないか?それではもったいないんじゃないか?
こうやって自分を奮い立たせることは悪いことじゃないと思うんだよねぇ。みなさんはどう思うだろう?
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